十勝の大手スーパーの弁当は不味い。そして高い。この辺の御三家は、フクハラ・ダイイチ・いちまる辺りだが、ヘタしたら大手コンビニの方がマシな内容で、その上コンビニ並以上のお値段。ちなみに中堅どころのセイコマートあたりと比べると味も値段も完敗している。おかげで昼も自炊するので健康には良い感じだが。
しかしたまに帯広市内に用事があった時などは、テキサスという食品ディスカウントストアで弁当を買う事がある。本州なんかじゃ良くある安普請な建物に現金払いのみの店。関東で言えばジェーソンとかロジャースみたいな感じだろうか。ここは全く弁当に力を入れていない。弁当コーナーとかは無くて、鮮魚コーナーの隅にワゴン置いてその半分くらいに店内で作った弁当が２～３種類だけ置いてある。立て札とかも無いので初めて来た人は見過ごしてしまうかもしれない。
雰囲気的に、元は店員のまかないだったのかもしれない。商売っ気は全然無いが、量と品数が多くて安い。スーパーだと量的に５００円は下らないと思われる内容でも税込み３６０円。海苔弁・豚丼・カツ丼、皆３６０円。超テキトーな値付け。
これは年末に買った海苔弁。唐揚げを半分に割ったものが２個分（つまり４切れ）、コンビニで良くある衣が分厚いインチキではない。ちくわ揚げも縦半分割りじゃなくて丸々一本。白身魚も丸一匹、あとはかにかまフライ・ピーマンフライ・卵焼き。この卵焼きも全卵で作られていて、これまた良くある廃棄白身を混ぜて白っぽくなった卵液に着色料で黄色くしたインチキ卵焼きではない。インチキ物は固くなるが、ちゃんと柔らかい普通の卵焼きになっている。
これは今日買った三元蓋の味噌漬け焼き。味噌とネギと塩麹で炒めた豚コマがガバっと載っている。コンビニあたりのに比べて少なくとも５割り増しくらいの肉の量があって食べ出がある。でも３６０円。
もし帯広市内に引っ越す事があれば、なんとしてもテキサスの徒歩圏内にしようと秘かに目論む今日この頃。
