独特の破壊的な作風で我が道を行く道満晴明。その中では比較的ソフトな作品。
南の島っぽい所に建つ変なホテル、従業員はなんかゾンビっぽい。そこに長期逗留しに来た元ヤクザの青年と、同じホテルに宿泊する殺し屋やヤク売人など変な客や地元民や人外との心温まるほのぼのコメディ。(嘘)
やっぱ道満晴明はいいよね、と言って同意してくれる友達は君の宝物だ。
■藤村くんメイツ 6巻
ヤンキー主人公と変態ばかりの女の子たちとの変態コメディ。ただしエロくは無いのでお子様でも安心。(大嘘)
巻を重ねてきて、最近ちょっとマンネリ気味。やはりエロくない変態を書き続ける事は難しいのだろうか。会長にも切れが無い。えりはもっとはっちゃけても良いと思われます。
そういえば昔勤めていた会社の上司が藤村さんという名前でした。彼もヤンキーでした。
■となりの柏木さん 5巻
作者名、「しもつき きぬさ」と読むらしい。読めねえよ。変換できねえから尼からコピペしたよ。
それはともかく。
おたくだけど暗くはない主人公の地味な少年と、美人だけど実は隠れオタクのヒロインとのラブコメ(全然ラブになってないけど)なんですが。ヒロインの琴子さん、巻を追うごとに影が薄くなってます。ここで脇に逸れるのは営業的にどうだろう。打ち切りが大変心配なのですが、そんな事無いのかな。
そういえば昔勤めていた会社の同僚が柏木という名前でした。バニーガール大好きっ子でした。体型はアクセルワールドのハルユキでした。
■えすぴー都見参! 最終巻
ついに最終巻。やっぱオチの付け方はさすがでギャグだけど少しだけホロっと来ます。
青春フォーゲットも終わってしまい、これからどうすんのかな。
■戦火の馬
スピルバーグの戦争物。とある農場の青年が大切に育てていた馬が戦馬として徴用されてしまい、青年も徴兵(てか志願だが)されて戦地で巡り会う、というお話なんだけど。
多くの戦場で生き残るので奇跡の馬とか言われるようになったとかいう設定だけど、この馬に関わった人間は死にまくるので疫病神にしか見えないのがちょっと。ラストもあっけなく青年に再会しちゃって、あっさり農場に帰還できて、「え、これで終わり?」なエンディング。いやー全く心に残らない映画でした。馬可愛いけど、それだけ。
■サラの鍵
フランスからアウシュビッツに送られそうになったユダヤ人の少女サラ。住んでいるアパートから連行される寸前に弟をクローゼットに隠すのだが、まさか長期間になるとは思わず扉に鍵をかけてしまう。途中でなんとか脱走してアパートに戻るが、開けたクローゼットの中で弟は無惨に腐敗した姿に。
で、そのアパートを戦後親から譲り受けた主人公が、イタリアやアメリカを巡りサラの軌跡を追う。ついにサラの息子にたどり着くが、息子は自分の母親がユダヤ人とは知らずにいた、というお話。
でも。そのラストはない。さんざんサラの輪郭を再構成してきて、それはない。何がそれは無いんだかは書かないけど。
これだからフランス映画ってよお。
■ハスラー
言わずと知れたポール・ニューマンの代表作。え、明日に向って撃て!やスティングの方が代表的だ? うるせえいいんだよこっちで。
とは言え。これミネソタファッツがやたら格好良くてポール食われてるんだよなあ。やっぱ代表作というには弱いかなあ。うるせえとか言ってごめん。
あと、これBlu-rayの必要全然ありませんでした。DVDで充分。モノクロだしビットレート要らねえ。
■1900年
イタリアのとある地方に生まれた地主の息子と小作人の息子。2人が成長しながら色々イロイロあったりなかったりする物語。なんのこっちゃ。エピソード多すぎてもう。
とにかく長い。長すぎる。5時間超え。面白いとは思うけどもう少しなんとかならなかったのか。
■ダダリオ・ニッケル巻き
本でも映像でもねえ。ベース弦。
ここ数年エリクサーのコーティング弦使ってたんだけど、ちょっと初心に帰って荒っぽいニッケルサウンドに戻ってみようかと。安いし。
やっぱゴリゴリしててノイジーで、チョッパーはこうでなくちゃね。(最近はスラップという呼び方が主流だが、ちょいと気にいらねえ。)
そう言えば大学時代バンドのベースがチョッパー好きで(当時ワタシはキーボードだった)、熊とチョッパーで戦うベーシスト、というコントが持ちネタだったっけ。って音楽じゃないじゃん。