太平洋戦争で死亡した日本人の死因内訳についてのレポート。
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戦記（戦記「もの」じゃなくて）を色々読んでいれば実際の戦闘で死んだ兵士なんてごく一部だという事は漠然とは理解できるが、ちゃんと数字で示したものをまとめたものはなかなか無いので興味深かった。
当時の上層部が愚か過ぎたのは自明だが、問題はそういった一族が生き残って未だに政治や経済の中枢に居座っている事と、当時のシステムもほぼそのまま残っている事だ。表向き解体された事になっているが、財閥も華族も健在だし政治家は世襲議員のオンパレード。小中学校はすこやか・のびやかとか言っているがやってる事は軍事教練。高校野球などその極みで、既にアウトになっているのにスライディングするとか精神論が尊ばれる。帝国軍と何ら変わりないが、ここに気持ち悪さを感じない人が多いのが実に気持ち悪い。小説や映画で特攻を未だに美化するとか。バカかと。そういった風潮を本当に喜ぶのは誰なのか良く考えた方がいい。
