昔、母親がBDファミリアのハッチバックに乗っていた事があった。グレードは1500のXE、5ドア。
ちょっと当時のカタログを見る機会があった。その頃のファミリーカーとしては大きめの車だと思っていたのだが、車両重量を見ると815Kgしかない。今時のFF1500ccクラスは平気で１トン超え、ヘタすると1200Kgとかあるので隔世感ぶりぶり。安全対策とか分かるけど、それにしても何で車ってこんなに太ったのか。400Kg違うって現役時の小錦1.5人分だよ。乗せたく無いよ。
で。プレオのカタログ見たら車両重量870Kgだった。重いし。馬力はファミリア７５馬力に対してプレオ６４馬力、タイヤサイズは155/80R15と155/70R15とほぼ同じ、若干ファミリアの方がプア。
カタログスペックに大差無い両車だけど、しかし思い出補正を考慮してもBDファミリアの方が遙かに早かった。直線加速は大差無いけど、コーナーリングが段違い。FFのくせにノーズの入りは良いし、そのくせタイヤプアなのにリアは粘るし。当時首都高環状線を回ってたのと同じような走り方をプレオでやったら多分死にます。当時は首都高の取り締まり緩かったし夜中の交通量も少なかったから、今や同じ事は出来ないんだろうけど。
ついでに乗りごこちもプレオより良かったし、何より広いし、燃費も良かった。（というかプレオ悪過ぎ。）
今の技術なら、車体重量を抑えてかつ安全対策もできそうに思うんだけど。その分小さいエンジン使えるから燃費も良くなるし。値段も下げられるはず。今の自動車は無駄が多くて高価過ぎる。
何かこう、いろいろ業界の陰謀を感じるのは考えすぎ？
