文句たれ日記飛び地の避難所

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そんなこんな

先週、出張でちょいと放射線量高めの場所に行ってまいりました。オフィスに普通にガイガーカウンターが常備してあるって会社経営的にどうなんでしょう。ついでにホテルのベッドのスプリングがヤレてて寝違えて、週明けてもまだ背中が痛いです。

ここへの出張で何が辛いって、魚が食べられない事でしょう。漁港もあって福島事故以前は寿司(自発的)食い放題だったのに、今や肉と冷凍食品しか食えません。正直ワタシは50も過ぎた身なので何ベクレルあろうともモウマンタイなのですが、同僚の皆さんは結構気にする人が多いのでそういう店には行けません。こういうのは気分の問題なのでワタシも強く主張したりはしないのです。オトナですね、うふふ。キモ。

で、そんな先週前後にげとしたもの。

●浜村渚の計算ノート 1~4巻

青柳碧人

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数学テロリストに対抗するために、普通の中学生が警視庁に無理矢理徴用されて危険に挑まされるお話。ひでえ。

Kindleで買ったんだけど、子供にも良さげだったので改めて文庫でも買ってみました。

カテゴリ的にはミステリなんでしょうけど、正直推理を期待すると投げたくなります。かと言って萌え小説でも無く、普通に真面目。哲学的な事も感動的な展開も無く、後に残るものも少なめですが娯楽小説としては悪くありません。お勧め。

大正野球娘。 1~5巻

神楽坂淳伊藤伸平

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大正14年、まだ女性が男性より下に見られていて参政権すらなかった時代。婚約者の女性蔑視にムカついたお嬢様が、女学校の友人を募って野球チームを作り婚約者のチームをギッタンギタンにするお話。

...じゃなかったよね、原作もアニメも。お嬢さんたち負けたよね?

勝つのはまあ良いとしても、その後ブツっと終わってしまうのはどうでしょう。途中の展開もアニメの方が良かったです。細かいギャグはとても良かっただけに残念。

●ふぇちっくす! 3巻

幾夜大黒堂

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弟大好き暴走姉、最終巻。

すみません、途中飛ばし読みしちゃいました。これはちょっと。結局誰が中心のストーリーなんだかぼやけていて散漫。思いついたネタを適当に繋げてみました、的な感じ。高田妹とか良いキャラだったのに最後は空気ですし。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 12巻

伏見つかさ

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最終巻。

ここまでハーレムにしちゃったら、こう終わるしか無いよねえ、という予定調和バリバリの甘々ラスト。さすがに惨殺エンドには出来んでしょうし。印象薄い結末になりました。

●キャンディポップナイトメア 2巻

氷川へきる

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力を失った元・魔法少女と宇宙人の侵略者によって作られた元・戦士の人造人間。何故かツレとなっている2人がゆる~く新たな怪物と戦うような戦わないようなお話。

2巻では何故魔法少女が力を失ったのか、侵略者が侵略を中断したのかが明かされる! っていっても極々ありがちな理由です。 ただ肝心な、何故魔法少女と侵略者がつるんでるのかは明かされず持ち越し。

しかしそこは流石の氷川へきる。この絵でこの構成で、何故か面白い。高密度。万人にお勧めは出来ませんがとりあえず私にはお勧め。鼻水萌え。早く3巻プリーズ。