3月締めの仕事がだいぶ落ち着いてきたので、PS3の体験版を落としてみた。
ぶーとべんちもちゃんと入っていたので見てみる。
...退化してないか、これ。
まずすぐに分かるのはフレームレート。XBox360では80~100FPSはコンスタントに出していたのが、PS3では40台後半から50台後半・瞬間風速で60を超える事もある、という程度。PS3もXBoxもモニター出力は60Hz(60p)なので、60FPSを下回るととたんにバレる。書き換わらないコマが出てくるからで、50FPSなら毎秒10枚前後止まるコマがある事になるんだから。ぶーとべんちみたいなダンスシーンでは結構致命的。
それじゃあレンダリングは凝ってるのかというとそうでもない。若干影の境目が滑らかかも?程度。
だいたいPS3版は解像度が1280×720だ。片やX箱は1920×1080。ゲーム本編はどうせ越前屋のふんどしなので気にならないけど、ぶーとべんちではもう全然精細感が違う。
もともと3Dテレビ対応という以外に売りが無い移植だが、これじゃあねえ。アウト。
そうそう3Dメガネも試してみた。テクスチャーマッピングが単色ばかり+陰影はアニメ張りに2色とかなのでキャラクターに立体感は全然ない。アンチエイリアシングが甘いのも立体感消しに威力を発揮している。背景も2Dのままで均等距離に遠景化。なので字幕+キャラクター+背景の3距離に平面が置いてある感じで、いわゆるペープサート状態。まあ紙芝居みたいなもん。
...うん、3Dメガネいらねえな。
という訳でPC+X箱と通算して5本目の購入には至らず。(いやオマエ買い杉だろ)