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Kinectしてみた

週末、子供と遊んでみた。

設置はまあまあ簡単。ケーブルが少々太めでまとめるのに苦労したが、設置しちまえば隠れるので良しとして。

本体はヤマハのシアター、YHT-S400のバースピーカー上に置いてみた。レグザの42Z1サイズだと画面が1cmほど隠れるが、Kinectは後ろからUSBケーブルが出ていて画面には密着せず、従って斜め上から見れば画面は隠れない。実際の視聴時は画面より上に視点があるから問題なし。ちなみにリモコン受信部は隠れない。

Kinectのベースが結構ずっしり重いので、予想外に安定していて固定の必要はなさそうだ。固定用のブラケットとかも売ってるが、買わなくて良かった。色が艶黒(リキッドブラックってゆーんですか)でスピーカーのヘアラインとは合わないが、離れて見れば黒は黒。気にはなりません。(画像撮ろうとしたけど、テレビもスピーカーもKinectも真っ黒なんで写りませんでした~)

ゲームソフトはKinect付属のなんちゃらアドベンチャー。デモっぽいミニゲームがいくつか入っていてお試し感満載だが、そこはゲームの老舗マイクロソフト、画像のクオリティは流石に高い。

で肝心の操作感だが。この値段でこの人物認識性能はもの凄い。手足の位置は上下奥行きと3次元で認識するし、人物判別までする。本体からゲーム音が結構な音量で鳴っていても音声認識する。技術的には本当に大したもんである。

ただしゲーミングデバイスとしては、まだまだ残念。手足を動かし初めてから追従開始するまでに、10~20フレームの遅延がある。壁でバウンドするボールを手足で打ち返す立体ブロック崩しみたいなゲームがあるのだが、ボールが来てから打ち返そうとしても遅くて、前もって軌跡を予測してそこに手を出しておかないといけないので体を動かしているという爽快感はあまり無い。常に約半秒未来を予測して動くので脳味噌のトレーニングには良さそうだが...

これが2~3フレーム、せめて5フレームくらいに収まってくれれば、かなり楽しいものになると思うが、その辺は今後に期待という事で。

一つ気になったのは、本体がかなり熱くなる事だ。どんだけ電力食ってるんだろう。というか寿命短いんじゃないか、これ。

色々書いたが、子供は楽しそうに飛び跳ねていた。センサーから最低でも1.8m離れないと動作しないので、目が悪くなる心配無いのは良いかも。

大人的には、技術的興味以外あまり楽しくないが、遅延が問題にならないゲームが出てくれば状況は変わるだろう。今のところアクションとダンスしか発売されていないが、これは思うに、DSのラブプラスみたいなのがキラーアプリになるんじゃないかという気がします。やっぱスタイラスよりも手でしょ。

よろしこ>コナミさん (ぉい