何年か前、まだコロナが流行る前に東京の実家でカセットテープの山を見つけた。
高校生~社会人数年目までバンド活動してた時の録音と、その頃趣味でやってた宅録のテープ。ほとんどは4トラックとか8トラックとかで記録されてるので再生できる機材がもう無いのだが、2トラックにミックスダウンされたもののうち20本ほどめぼしいのを札幌に持ち帰っていた。が放置状態で。
さすがにそろそろ腐りそう、という事でデジタル化した。
テープ起こしの為にヤフオクで買ったテープデッキ。
あと、ヘッドクリーナーとか乾式クリーナーとかまだ普通に売ってるのね。生テープもAmazonやヨドバシに並んでる。いやー古いテープの再生以外にカセット使ってる人ってまだいるんだなあ。
さて、これをサンワサプライのUSBオーディオキャプチャケーブルに繋いでAudacityで取り込み。DAW使うほどじゃないし、と思ったらドロップアウトしまくりで全然取り込みできない。あれー、とCubaseでやり直してもダメ。マシンの他のアプリとサービスを最低限残して終了させてもダメ。イマドキのCorei7機でそんな馬鹿な。
結局サンワサプライがダメだった。仕方なく押し入れを掘り返してDAW用のオーディオIFに取り替えたら何の問題も無くキャプチャできた。Audacityを裏に回して、表でウマ娘とか起動してても余裕。そりゃあ、たかだか48000Hzのサンプリング周波数、今のコンピューターなら止まってるも同然だよねえ。
心配してたテープのカビもなく、伸びもなく、問題無く取り込みできた。
問題は。テープなので当然1倍速でしか取り込みできないこと。45分テープとか90分テープとかが20本ある訳で、なかなか終わんない。自動的にキャプチャ終了する訳じゃ無いので放置もできない。
しばらくは片手間にのんびりやるかあ。