文句たれ日記飛び地の避難所

文句たれ日記飛び地(http://blog.jiru.com/)のアーカイブ

推薦入試

いや、推薦なんて成績あぼーんなうちの息子には全く関係ない話なんですが。

昨日、中学校の進路説明会なるものに参加しました。基本的に事務連絡の連続だったのですが、一点だけ気になる事が。

道立高校の推薦入試には面接があるんですが、これに欠席した場合はいかなる理由があってもその後の一般入試にも2次募集にも再応募できない、という事です。要するに二度と公立高校は受験できなくなってしまいます。

理屈は分からなくも無いですが、「いかなる理由でも」というのはやり過ぎではないかと。例えばインフルエンザで40度超える発熱があったとして、もし無理に面接を受けに行って肺炎などで死亡したら責任は誰にあるのか。そりゃ一義的には止めなかった親にあるのは明らかですが、それだけで済むのかと。

人生に一回だけの機会なので無理する子はいると思います。発熱を親に隠すのも親の仕事によっては不可能でもありません。今のところ幸いにもそういう事例は無いようですが、将来的にはあっても不思議じゃないでしょう。

この場合、保護者が道教委を訴えたら勝てると思うんですよね。司法試験とか大学入試とかと違って次年度が事実上あり得ない訳です。これは制度に対する権限の濫用と見なされるレベルじゃないかと。妥当な理由、例えば交通事故とか不可避な疾病とかなら警察や病院の証明があれば一般入試は受けられるように配慮しないと、いずれ訴訟沙汰になると思います。

私立高校ならともかく、公立高校は税金で運営されている訳ですから、世間的に変だと感じられる可能性がある制度は許容されるべきではないでしょう。

もちろん道教委がどうなろうと知った事じゃありませんが。彼らは学校の統廃合などでも理不尽な権力を振るう不透明な組織ですので、訴えられるなりして一度解体されるべきだと個人的には考えています。死亡事故とかがきっかけになって欲しくはないですが。

あいつら変。