そんな先週の様々なザマ。
可能な限りマンガも小説もKindleに移行してるので段々少なくなっているぞ、、、と言いたいんですが。全然減ってねえ。何故だ。電子書籍の罠か。まあいいや。
●恋ときどき
年1冊のセカイ魔王を待っている中、いつのまにか発売されてた一冊。同人誌の短編集+書き下ろし2編。ちょっと変な恋バナ。
普通の作家がこういうのを書いても、きっと編集さんに却下されちゃうであろうベタベタなお話なんですけど、この人が書くと妙にストンと来ます。間というか書き込み過ぎていないというか、その辺が凄い。狙ってるんじゃないとは思うんですけどね。
もう一生ついて行きます。
●アリスと蔵六 1巻
「ぼくらのよあけ」とか今時珍しく硬派な設定のSFを書いてる作者。今回は謎の組織+飼われる超能力者、という大変にありきたりで使い古されたネタで来ました。
正直どうでしょう。まだ1巻なんで判断するのは早いですけど、ちょっと先行き不安。手垢まみれのネタから未だ脱していない感じ。力量は凄くある人なので、次巻に期待してます。
●マジカルシェフ少女しずる 2巻
水あさと
競技場で、作った弁当の出来を審査員が判定して勝負するお話だったはずが、何時の間にやら悪の組織やら悪魔やらと包丁で戦う変なストーリーになっていました。弁当勝負って時点で十分変ですが。
1巻はKindleで買ったのだけど余りのバカさ加減に、ついつい2巻も買ってしまったんですが。弁当勝負のはずなのに決め技が「マジカル粉塵爆発」とか全然料理関係ねえ、という1巻ほどの切れはありませんでした。続刊を買うかどうかはビミョーです。
●極黒のブリュンヒルデ 5巻
エルフェンリートは大変面白かったが、次のノノノノは面白くなかった、という人(ワタシだ)が待ち望んでいたドロドロSFもの。
いやあ、相変わらずデッサン上手にならないですよねこの人。でもそんなの毛ほども気にならないストーリー展開でこれまた4巻まではKindleで買っていたのに5巻は紙で買っちゃいました。罠。
でもエルフェンリートに比べるとグログロ度はだいぶ低くなりました。小さなお子様にも安心してお読み頂けます。(ただしバイオハザードとか見ても平気なお子様に限る)
●地球戦争 1・2巻
ロンドンに宇宙人が攻めてきたお話、のはずが裏には武器商人がいて...というお話?なのか現時点では良く分かりません。
宇宙戦争+15少年漂流記、って所なんでしょうか。好きな人は好きなんでしょうけど、ワタシにはもう一つ。つまらなくは無いので、次はKindle待ち決定。
●木造迷宮 9巻
冴えない作家宅に居候するお手伝いさんのお話。
しかし。うーん。そろそろサザエさん化しつつあります。永遠に続けるつもりでなければ、そろそろ人間関係に進展なり後退なりさせて行かないと、如何にも不自然かと。てか飽きて来ました。
●ロウきゅーぶ! 6巻
ロウきゅーぶ!はーふたいむ 1巻
絶好調。原作は異常終了してしまいましたが、たかみ版はこのまま突っ走って欲しいです。相変わらずのクオリティ。これはこのまま紙で買う所存です。
●ひみつのきんいろモザイク
きんいろモザイクの画集。
画集って滅多に買わないんですけど、これは超キタ。素晴らしい。白い。絵のクオリティはきらら系で今やダントツでは無かろうか。けど人前じゃ読めないのが難点です。
こういうのは、電子書籍ではまだまだ無理な世界です。A3サイズで500g切るくらいのタブレット端末が出てくれば乗り換えられそうですけど。
●星のウィッチ 1~3巻
そんな原悠衣のデビュー2作目、2006年作。
いかにも新人っぽい絵柄とストーリーです。商業出版したものの、このレベルで消える新人さんって沢山いますから、ここからかなり伸びたんですね。この後きんいろモザイクまで単行本がありませんから、色々大変だったんだろうと思います。
●やさしいセカイのつくりかた 4巻
もう出版間隔長すぎて前巻までの内容半分かた忘れてました。ページ数少ないのに焦点の当たってる人物があちこち移動してどうにも読むのが苦しい。もっと刊行ペースが速ければこれでも良いんですけどね。
●ぷよぷよ ドラマCD
いやその。今更何よ。アルル役の園崎未恵好きなもので。それだけ。内容は言及するほどのもんでも。
●アリアンナの嘆き モンテヴェルディマドリガーレ集
モンテヴェルディ後期のマドリガーレを集めたCD、と思ったら収録時間の半分はベネデット・フェラーリで何か騙されたような気分に。
録音もイマイチ、歌唱もイマイチ、ちょっと残念。
うむ。何も言っては行けません。そういう事もあります。