文句たれ日記飛び地の避難所

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先週のごほん

先週読んだうち7冊。 「好き もよい」 当然の前提としてオタクを当たり前の人として捉えるスタンスが人を選ぶ一品。ストーリーらしいストーリーがあるんだか無いんだか。人には勧められないが自分的にはとても好きな漫画家。しかし今回は特に勧めにくい。同人とかネットのオフ会とか経験してないと空気がわかりにくいと思う。要は廃人向け。自分で言ってるよ。 「宇宙賃貸サルガッ荘」 全4巻。戦闘中に遭難した兵士が魔女の巣に迷い込んだら下宿屋だったというお話。どこかで見たようなSFネタや一刻館ネタであまりオリジナリティは無いものの、ギャグとシリアスのバランス感がとても心地よい一品でした。もう2巻分くらい使って各キャラを掘り下げられていれば尚良かったなあ。 「おまえは私の聖剣です。」 借金の担保として売り払われた学生が実は剣だったお話。いったいどうしたんだ大樹連司。ありがち過ぎてもったいなさMAX。そろそろロケッティアはマグレとか言われ始めちゃうんじゃ。あのスピード感はどこに行ったんだろう。 まじもじるるも 魔界編2」 落ちこぼれ修行魔女が地球で頑張ったり頑張らなかったりしたもののパートナーを死なせてしまい失意の内に魔界に戻った後、の2巻。面白い。ストーリーは良く練られ、各キャラも立っていて色々申し分無い。 ...んだけど、個人的にはるるも初期のぼんやりのんびりした感じの方が良かったなあ。スペクタクルで冒険で魔法で恋愛な話も悪くは無いけど、行間の読めるような落ち着いた内容の方が私は好きだ。 「ゴールデンタイム4 裏腹なるdon't look back」 記憶喪失の主人公があちこちぶつかるお話。帯には「青春ラブコメ」とか書いてあるけど、ラブコメじゃないだろこれ。悪い意味でいろいろ痛い。とらドラ以来惰性で読んで来たが、そろそろつらい。 「うぃうぃdays11」 今時絶対にいねえ、と断言できるうぃうぃな高校生群像劇の最終巻。 調和関数的に終了。ストレートにベタベタなんだけど今時それを普通に書ける希有な作家だと思います。唯一浦田さんの扱いだけはちょっと意義申し立てしたい。 「蒼き鋼のアルペジオ5巻」 圧倒的な科学力を持つ無人艦隊群と負けっ放し人類の戦記?物。設定的には硬めの海洋SFもののはずだけど今やストーリーは何がなんだか。全然話進まないし。とりあえず人類陣営が脇役という事は分かった。主役はきっとAIの女性群、特にタカオとハルナだと個人的に断定しておく。脱いだらすごいってヤツ?(廃人です)