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Ibanez SR2005E

ずいぶん前に買った5弦ベース。最近忙しいのと肩が痛いのとで余り弾いていなかったのだが、脳内巡回する例のぶーとべんちが収まらないので、いっそ耳コピしてミクにでも歌わせようかと深夜思い立ってみた。

学生の頃はシンセで耳コピ+写譜していたが、ここ10年はまずベースで音取ってDAWに録音、その後MIDI鍵盤で生流し込みしている。面倒くせーので打ち込みはあまりしない。ドラムパートすらパッドでリアルタイムという無精っぷり。テープレコーダー時代とやってる事変わらないのは完全にジジイか。ほっといてくれ。

で実はSR2005弾いたのは1年ぶりくらい。他のベースはそこそこ弾いてたのだけど、どうもSRは気に入らなかったので疎遠になっていたのでした。

手の小さいワタシにとって弾きやすいベースではあるのだが、まず出音とかフィーリングとかどうこう以前に音程が怪しい。チューニングがすぐ狂う。どんなベースだって左手での弦の押さえ方や右手の弾く強さで音程は上下するけど、その変化の程度も大きい。Low-Bなんて音程揺れまくり。どうもブリッジかネックか不明だが少々強度が足りないのではないかと。

高級機種でこそないものの、それでも定価で23万円もする国産中級機な訳です。すき屋の牛丼換算で825杯分、今ならフェア中なので924杯も食えてしまいます。それなのに中華な2~3万円のベースの方が音質はともかく音程は安定してる。ちょいとこれはあんまりではないかと。そんなこんなで弾かなくなって幾年月。

ところが。久しぶりにメンテし直して弾いてみたらビックリ。音程がビチっと安定するようになっていたではあ~りませんか。

まずチューニングします。3弦解放はA。ルート音は8フレット目のF。

そして、ぶーとべんちを自動ループにしてリハビリ兼ねて延々バキバキ弾きます。元曲は2フィンガーだけですがブリッジやネックに負担をかけるために無理矢理プル多めのスラップなども織り交ぜてみます。

べんべけべんべけ。

二人とも教室では上履き履けよ。

バッキンボッキン

ボコボコボコボコ

アイドルマスターと違って2人別々にモーションキャプチャーしてるみたいで動きが自然。アイマスでループ演奏する気にはならんもん、全員寸分違わぬ動きが気色悪くて。

さて1周2分で約20周。そろそろ肩が痛いので中断。その後3弦8フレットのFを弾いてみる。

びったし。

これはアレか。ようやく木材の乾燥が進んで落ち着いたって事か。気に入らなかったんで弦を弛めもせずに張りっぱなしで放置しといたんだけど、逆にそれで各部なじんで安定しちゃったと。張りっぱだった割にネック反ってなかったし、実は優秀だったらしい。伊達に5重貼り合わせネックではないと。

でもなあ。買ってから3年でようやく使えるようになるって酷くない? もう少し材木乾燥しきってから出荷して欲しかった。使えないから売り払っちゃう所だたよ。